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こんにちは!5年連続で北海道を旅行しているくま子です!🐻
私が北海道にハマったきっかけのひとつが、とほ宿の存在です。
ホテルに泊まるだけじゃ分からないディープな北海道を知ることができます。
岡山県民の9割が知らないとほ宿の魅力を知ってもらうべく、私の宿泊体験を交えて詳しくご紹介したいと思います。
とほ宿の公式HPを見ただけじゃ分からない、リアルな雰囲気をお伝えしますよ~!
「LAPLAND」の基本情報
今回は北海道・支笏湖にあるLAPLAND(ラップランド)さんをご紹介します。
千歳空港から車で約30分とアクセスがよく、樽前山を望める静かな場所です。
支笏洞爺国立公園内に建つログハウスのとほ宿なのですが、住所に番地がない。
Googleマップで「LAPLAND」と検索しても、北欧フィンランドまで飛ばされるので出てきません😅
モラップキャンプ場のすぐ近くなので、検索は「モラップ第一駐車場」でセットするとたどり着けます!
宿主は20代で日本一周をした経験がある石田さん。
AKB48推しで、赤いTシャツがトレードマークな仙人風のおじちゃんです🤣
住所 | 北海道千歳市支笏湖モラップ |
TEL | 0123-25-2239 |
宿泊料金 | 2食付5,400円 夕食付4,700円 朝食付4,200円 素泊り3,500円 個室利用+1,000円/1人 ※現金のみ |
備考 | ◎全2室(個室あり)/最大8名宿泊可能 ◎お風呂・シャワーなし |
予約方法は電話のみ。
Webサイトもないので、これぞとほ宿!という感じです🤣
基本的に夏のハイシーズン以外だと、1週間前でも予約が簡単にとれちゃいます。
『明日泊まりたいんですけど…』という急な連絡でも対応してくださる宿が多いので、フレキシブルに旅のプランを立てることができます。
他にはこんな特徴があります。
- おふたりで経営中
- 簡易水洗トイレ
- Wi-Fiなし
- 洗濯&乾燥機なし
- 冷暖房エアコンなし
- 宿泊者共有冷蔵庫なし(少しであればキッチンの冷蔵庫に入れてもらえます)
くま子流「LAPLAND」での過ごし方
今年は友人と2人旅でした。
とほ宿初体験の友人の感想は『この年で人ん家に泊まる選択を自分だけならしなかったけど、なんだかんだ楽しかった✨』でした🤣
とほ宿=人ん家とは、なんとも絶妙な表現です🤣
私もLAPLANDさんに泊まるのは初めてでした。
この記事には押さえておくべきポイントも書いているので、とほ宿に初めて泊まる人や女性だけの旅でも、安心して泊まれそうかの判断材料にしてくださいね😊
それでは続きをどうぞ!
17:00|まずは夕暮れの支笏湖を散歩
17時頃に支笏湖に到着したので、湖畔を散歩しました。
この日は天気が良かったので、樽前山・風不死岳(ふっぷしだけ)・恵庭岳がきれいに見えて爽快でした😊
閉館ぎりぎりに駆け込んだ環境省のビジターセンターも、かなり整った施設で支笏湖の環境や生態系について学ぶことができます。
10分くらいしか滞在できなかったので、もっとゆっくり見たかったです。
18:00|チェックイン
LAPLANDさんから見る景色がこれです。
支笏湖に1番近い宿とは聞いていましたが、ここまでとは…
山の稜線が夕日に照らされて美しすぎます。
宿に入ると『おかえりなさい~』と夕食の準備中のおふたりが出迎えてくれました。
ほう、メイド喫茶方式か🤔
スーツケースは、玄関で借りた雑巾でキャスターを拭いてから館内に運び入れます。
LAPLANDさんは何時からチェックインOKなのか確認し忘れました😢💦
とほ宿の本には『チェックイン・チェックアウトは、天候やフェリー・飛行機の時間により臨機応変に対応します』と書かれてるので、相談してみてください。
館内の様子
LAPLANDさんは、1992年開業です。
32年経っているとは思えないくらい木の美しさが際立つのと、メンテナンスをしっかりされているのが分かります。
2階のくつろぎスペースには、大量のマンガが置いてあります。
他のとほ宿のフライヤーや観光情報も貼り出されているので、チェックできます。
古いとほ宿の本を無料提供してくださっているので、是非手に取ってみてください!
友人と1冊ずつ持ち帰らせていただきました😊
お部屋は屋根裏部屋を思わせるかわいらしい雰囲気で、窓から支笏湖が見えます。
入口付近に貼ってある注意書きにも目を通しておきましょう。
18:30|夕食
夕食は支笏湖で獲れたヒメマス(アイヌ語:チップ)のちゃんちゃん焼きです。
淡水魚なのに淡泊すぎずとってもおいしくて、鮭との違いが分からなかったくらいです🤣
実は夕食まで『もしかしたら石田さんたちは、小難しい人かも…』とちょっとだけ不安がありました。
が、しかし。
めっちゃしゃべるやん?
夕食中に、おふたり交互にしゃべるまくる。
宿泊者は私たち以外にいなかったので、マンツーマン的な感じで会話のラリーが止まらない。
いや、めっちゃしゃべるやん?
1年間誰とも会話してなかったんか?
と思うくらいの勢いです🤣🤣🤣
私たちの質問に、10倍返しくらいの熱で北海道の日常を語ってくれます。
なーんだ、全然警戒しなくてもよかったなと拍子抜けです。
19:30|お風呂(外湯)
残念ながら、LAPLANDさんにはお風呂・シャワーがありません。
なので、選択肢は3つです。
♨支笏湖温泉|15時営業終了の日帰り温泉が多く、金額も高め。
♨千歳市(空港周辺)の温泉|車で片道約30分かかる。
♨苫小牧市の温泉|車で片道約30分かかる。
石田さんたちと相談して、苫小牧市のゆのみの湯へ行ってみることにしました。
泉質はナトリウム塩化物強塩泉なので舐めるとしょっぱく、体がじっくり温まります。
入浴料金は大人600円です。
オートリゾート内にある天然温泉なので、キャンプ場を利用している家族連れでごった返してました💦
いいお湯だったので、もっと入っていたかったけどそうもいかず…
ゆっくり入りたい人は、他の温泉にするか時間帯をずらして行くことをおすすめします。
夕食後に30分かけて移動するってなかなか面倒だなと思ったので、私はお風呂を先に済ませてからチェックインした方が好きだと再確認しました😊
日帰り温泉にいくときは、便利なメッシュバックがおすすめです!
タオル、ビニール袋、メイク落とし、洗顔、小分けにした化粧水など…
旅慣れた人もそうでない人も、コンパクトにまとめられるしメッシュだから何を入れたかすぐわかります!
中国製なので、ガシガシと3年ほど使うと縫製がほつれてこんな状態になるかもしれないですが…
それでもまだ使えます🤣
22:00|少し遅めの談話タイム
お風呂から戻ってくると、ハーブティーを入れて待っていてくれました。
宿帳に個人情報や、なぜLAPLANDさんを選んだかなどを書いていきます。
その内容を元に、夜の談話タイムがスタートです。
宿泊料金の精算もこの時間に済ませておきます。
石田さんは広島県出身だとか、北海道の害獣被害だとか、昔のとほ宿はどんなだったとか、他愛のない話を永遠と…
そう…永遠に…
あれっ?これもしかして寝れんやつ?😇
いつもこんな風かは分からないですけど🤣、支笏湖のマスターオブセレモニーによって楽しい会話は途切れることなく続きました。
23:00|消灯
宿主のしゃべくりタイムに付き合って寝れないのか?と思われましたかね。
ご安心ください。
そこまでぶっ飛んでません。
こちらはアラフォー、向こうはおそらくアラ還です。
夜通ししゃべるほどの体力がないことぐらい、お互い自覚しております。
普通に眠くなるので、23時に消灯です。
部屋に貼ってある注意書きには『ログハウスは音がよく響く』とありました。
宿泊客は私たち2人だけだったので、音の響きはよく分からなかったのですが、音に敏感な人は耳栓を忘れずに持っていきましょう。
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貝印 ユータイム(YOU TIME) 耳せん サイレンシア レギュラー
私はかなり音に敏感なので、サイレンシアの耳栓を何年も愛用してます!
旅先で寝るときのお守りみたいな存在で、めちゃくちゃおすすめです!
携帯ケース付きだから、手軽に持っていけて重宝してます。
しっかり音をシャットアウトできますが、耳の奥に突っ込みすぎないように注意してください。
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【耳栓】 サイレンシア レギュラー バリューパック 10個ペア
7:00|朝の支笏湖を散歩
朝食までの時間、モラップキャンプ場周辺を散歩してみました。
どんなキャンプ場かと思っていたら、波打ち際のフリーサイトでした!
石田さん曰くこれでも少ない方らしいです。(マジか💦)
LAPLANDさんのお隣には2024年オープンしたカフェがあり、マスコット鷹のミッキーがいるので会いに行ってみてください!
8:00|朝食
洋食の定番朝ごはんだけど、わかめスープ!🤣
いや、汁物があるのはありがたいけれど!
コーンポタージュとかではないのね?🤣
おもいっきり中華のスープボウルで出てくるところが、おもしろかったです。
こんなことで楽しめるのも非日常の中にいるからなんだなーと、旅の醍醐味をわかめスープと一緒に飲み込みました。
手作りのいちごジャムが味が濃くておいしかったです。
朝ごはんは石田さんたちはキッチン内で食べて、ダイニングでは宿泊客のみが食べるシステムみたいです。
9:00|チェックアウト
私たちは9時頃チェックアウトしました。
最後に石田さんが『記録に写真撮りましょう』と言ってデジカメを持ってきてくれました。
デ、デジカメッ!!
うちの父親以外にもデジカメを使っている人がまだ日本にいたのね!🤣
なんだか可愛かったです。
何百人も旅人を迎えている中で、私たちも石田さんのとほ宿人生の一部に刻み込まれたかしら?
出発して15分ほど走った頃『秋の北海道も収穫祭とかあって楽しそうね~』という話をしていたら思い出しました。
ぎゃー!アスパラ忘れた!!
前日、上富良野の道楽館さんでのアスパラ・フェスタに影響された私は、直売所でホワイトアスパラガスを買っていました。
それを冷蔵庫に入れてもらっていたのに、完全に忘れてました。
あんぽんてぃんすぎる!!😢
忘れそうだな~忘れそうだな~、怖いな~(稲川淳二風に)と思っていたら、やっぱり見事に忘れた!!
余裕を持って出発していたので、友人に平謝りして(←)LAPLANDさんへ戻りました。
鬼の形相&食への執着で取り戻したホワイトアスパラガス(500g 1,000円)は、自宅でおいしく頂きました🙏
みなさんも忘れものには気をつけてくださいね…
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まとめ|LAPLANDさんをもっと楽しむポイント7つ
LAPLANDさんをもっと楽しむポイント7つをおさらいしてみましょう。
LAPLANDさんから歩いて穴場スポット『苔の回廊』に行くこともできます。
私たちは時間が足りなかったのであきらめましたが、石田さんに行き方や注意点を聞けるので参考になりますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
(ネットへの写真掲載は許可取りしてます👍)